スリーアウト 辞める? 辞めない? 石破首相と政治の未来【7/27の石破やめるなデモ映像あり】

政治ニュース

政治のリーダー交代は、私たちの暮らしにどう影響するの?

ニュースで「総理大臣が辞任するかもしれない」という話を聞くと、「私たちの生活にどんな影響があるの?」と思う人もいるでしょう。国のリーダーが変わるということは、私たちの毎日の暮らしや、日本の未来にとても大きな影響を与える、大切な出来事なんです。

今、石破首相は退陣(たいじん:辞めること)を迫られています。それはなぜでしょうか? そして、その背景にはどんな政治の動きがあるのでしょうか?

このページでは、総理大臣の退陣という出来事がどういう意味を持つのか、そして、石破首相が退陣を迫られている背景にある「スリーアウト」と呼ばれる状況や、辞任を拒否する理由、さらには「やめるなデモ」といった国民の声について、皆さんに分かりやすくお伝えしていきます。

石破自民の「スリーアウト」

日本の政治のトップである総理大臣が辞めることは、国の進む方向や、私たちの生活に直結する政策に大きな変化をもたらす可能性があります。通常、総理大臣が退陣を迫られるのは、内閣の支持率が大きく下がったり、選挙で与党が大敗したりした場合です。

「スリーアウト」与党の連続惨敗

今、石破首相が退陣を迫られている大きな理由の一つは、一部マスコミが「スリーアウト」と言っている選挙の3連敗です。与党が重要な3回の選挙で立て続けに敗北。アウトが3つ重なっているので野球のように「チェンジ(退陣または政権交代)」しろという意味です。

スリーアウトの内容を見てみましょう。

  • 衆議院(しゅうぎいん)選挙での大敗2024年10月に行われた衆議院選挙で、自民党が191議席、公明党が24議席の215議席で、過半数の233議席を下回りました。与党が過半数を割り込むのは民主党政権が誕生した15年前の2009年以来。1アウト。
  • 都議会議員(とぎかいぎいん)選挙での歴史的敗北:続く2025年4月の東京都議会議員選挙で、自民党は、無所属で立候補して当選し、その後、追加公認となった3人を含めても21議席にとどまりました。これは過去最低だった前々回の23議席も下回っていて、今回、第1党を維持することはできませんでした。2アウト
  • 参議院(さんぎいん)選挙での惨敗:そして、2025年7月に行われた参議院選挙でも、与党が再び大敗して過半数を割り込みました。比例代表の獲得議席は12議席にとどまり、15年前、2010年の選挙と並び最も少なくなりました。3アウト
    衆議院、都議選、参議院選と、立て続けに国民の審判が下されたことで、首相の責任を問う声が避けられない状況になったのです。

このような連続した選挙の敗北は、首相のリーダーシップに対する疑問や、現在の政権運営への国民の不満が爆発した結果だと考えられます。

最近議論されている論点:辞職拒否と「やめるな」の声

スリーアウトという厳しい状況に直面しても、総理大臣自身が辞任すると言わないかぎり、国民や議員が辞職させることはできません。

石破首相の辞職拒否:なぜ辞めないの?

石破首相は、選挙の連続敗北にもかかわらず、辞職を拒否しています。なぜ辞めないのでしょうか?そこにはいくつかの理由が考えられます。

  • 政治的責任の判断:首相自身が、今回の敗北は自分の責任だけではない、あるいは、今辞任することがかえって政治の混乱を招く、と考えている可能性があります。
  • 後継者問題:もし首相が辞任した場合、後継のリーダーを誰にするのか、与党内で意見がまとまらない可能性があります。政権の空白期間や、党内の混乱を避けるために、あえて辞任を拒否している、という見方もできます。
  • 国民の支持への期待:一部の国民や支持者からは、首相の続投を求める声があるかもしれません。そうした声に支えられて、辞任を拒否している可能性もあります。

しかし、国民の多くは選挙結果を重く見ており、辞任を拒否し続けることで、さらに国民の不信感を招くのではないか、という意見も少なくありません。

「石破やめるな」デモ:国民の声は一つじゃない?

一方で、7月27日には「石破やめるな」というデモが首相官邸前で行われました。通常、選挙で敗北した首相には辞任を求める声が強まりますが、そうした中で「辞めるな」と訴える声があるのはなぜでしょうか?

  • 政策への期待:首相の特定の政策や、政治家としての姿勢を支持する人々が、「このまま辞めてほしくない」と願っている可能性があります。例えば、これまでの政策がまだ成果を出していないと感じている人や、首相の誠実な人柄を評価している人などが、デモに参加しているかもしれません。
  • 政治の安定を求める声:頻繁なリーダー交代は、政治を不安定にさせると考える人もいます。混乱を避け、現在の首相に引き続き政権運営を任せるべきだという声が、デモの背景にあるかもしれません。
  • メディア報道への反発:メディアが首相の辞任を強く報じる中で、それに反発し、自分たちの意見を表明したいと考える人々がいる可能性もあります。

この「やめるなデモ」は、国民の意見が一つではなく、多様な考え方があることを示しています。政治のリーダーシップや、今後の日本のあり方について、国民の間でも様々な意見が交わされている証拠です。

石破やめるなデモ(日本テレビ)
総理の続投を支持するデモを取材したら闇が深すぎた(ゆうじさん/Youtuber)

はい、どうですか? 私は幾人か見覚えのある顔を見つけました。何党の支援者かというのも知っていますが、自民党の支援者ではないですね。ここでは解答は出しません。自分で調べてみましょう。

各政党が考える「石破首相の退陣」

日本のそれぞれの政党は、総理大臣の退陣という状況に対し、自分たちの政治に対する考え方に基づいて、どう向き合うかを提案しています。

自由民主党(自民党:保守、中道右派 左傾傾向)

  • 内閣支持率の低迷や選挙敗北を受けて、党内の刷新を求める声が高まる一方で、政権の安定を重視する立場もあります。首相の辞任については、党内の意見をまとめつつ、円滑な政権移行を目指すか、あるいは首相の続投を支持する派閥もあるかもしれません。国民の信頼回復が最重要課題だと認識しています。
  • 次期総裁選(そうさいせん:党のリーダーを選ぶ選挙)の行方も注目されます。

立憲民主党(革新、中道左派、リベラル)

  • 政権与党の責任を強く追及し、首相の辞任や早期の衆議院解散・総選挙を強く求める立場です。国民の審判を仰ぐべきであり、現在の政治の停滞を打破する必要があると主張します。

日本維新の会(保守、右派、リベラル)

  • 政権の混乱を批判し、政治改革の必要性を強く訴える立場です。首相の責任を追及しつつ、次期政権のあり方についても具体的な提言を行うことを目指します。既得権益(きとくけんえき:すでに手に入れている権利や利益)の打破を主張します。

公明党(中道、保守)

  • 連立与党として、政権の安定を重視しつつ、国民の信頼回復に向けた努力を強く求めます。首相の判断を尊重しつつも、今後の政権運営や、国民生活への影響について与党内で協議を重ねます。

国民民主党(中道、保守、リベラル)

  • 政権の対応を批判しつつも、単なる批判に終わらず、具体的な政策提言を行う姿勢を見せる立場です。国民の生活への影響を考慮し、安定した政治を求めます。現実的な政策論争を重視します。石破政権とは組めない(連立政権の可能性は無い)と主張しています。

日本共産党(革新、中道左派)

  • 首相の辞任を強く求め、政権交代の必要性を訴える立場です。与党の政治姿勢を厳しく批判し、国民の生活向上を最優先する政策を主張します。大企業や富裕層への優遇を是正すべきだと考えます。

参政党(保守、右派)

  • 考え方:既存政党の政治のあり方を批判し、国民の意識改革や、より本質的な問題解決の必要性を訴える立場です。政権の混乱を、日本の根本的な問題の表れと捉え、食料安全保障や教育改革など、長期的な視点での政策を重視します。石破政権とは組めないと主張しています。

れいわ新選組(革新、左派)

  • 考え方:首相の辞任を求め、国民の生活苦を訴える立場です。政権の責任を厳しく追及し、国民に寄り添った政治への転換を求めます。消費税廃止や、積極財政(国がお金をたくさん使って経済を活性化させること)を主張します。
  • 政策:消費税の廃止、積極財政による経済再生、困窮者への支援強化などを訴えます。国民の生活を根本から変えるための大胆な政策を提言します。

日本保守党(保守、右派)

  • 考え方:「国益第一」を掲げ、日本の安全保障と経済的自立を最優先する立場です。首相の辞任を求める声がある中で、日本の国益を損なわないよう、政権の安定や外交・安全保障への影響を考慮した発言をする可能性があります。

まとめ:未来の日本をどうする? みんなで考えてみましょう!

総理大臣の退陣は、単に一人の政治家が辞めるというだけでなく、日本の政治が大きく動くきっかけになることがあります。国民の皆さんの声や、選挙の結果が、政治を動かす大きな力になることを感じてもらえたでしょうか。

この問題を考えるとき、一番大切なのは「私たち一人ひとりが、将来どんな日本の政治にしたいのか?」ということを、しっかり考えることです。

  • もしあなたが総理大臣だったら、どんな時に辞任を決断しますか?
  • 選挙の結果と、国民のデモの声、どちらをより重視すべきだと思いますか?
  • あなたが考える「良いリーダー」とは、どんな人だと思いますか?

このページを読んで、総理大臣の退陣という出来事から、日本の政治について少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。ぜひ、ご家族や友人とこのことについて話し合ってみたり、ニュースや資料を調べてみたりして、あなた自身の考えを深めてみてください。未来の日本を創っていくのは、私たちみんなの行動や選択にかかっています。

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