誰が総理大臣になるか推理してみよう

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高市陣営に日本維新の会が連立も含めた支持を表明。野党連合は崩れる。

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高市早苗首相が誕生しました!!

2025年10月21日。臨時国会が開かれて自民党の高市総裁が総理大臣に選ばれました。

衆議院では1回目の投票で237票で過半数(233)となりました。参議院では過半数に1票とどかない結果となり決選投票に進みました。決選投票の結果、高市氏が125票で過半数(124)を上回り、第104代首相に選出されました。

衆議院首班指名選挙の投票結果

午後1時45分頃  衆議院で高市早苗氏が237票で過半数(233票)を上回りました。指名選挙では衆議院の結果が優先されるため、首相に指名される公算が大きくなった。このほか、野田佳彦氏149票、玉木雄一郎氏28票、斉藤鉄夫氏24票などとなった。

参議院首班指名選挙の投票結果

1回目の投票では過半数に届かず、高市早苗氏123票 野田佳彦氏 44票の上位2名での決選投票が行われました。

午後2時30分頃 参議院で決選投票の開票が行われ、高市早苗氏が125票で過半数(124票)を獲得。第104代首相に選出されました。

10月20日(月) 自民党と日本維新の会が連立に合意

20日(月)朝。吉村代表と高市氏の電話会談で、連立に合意。21日の臨時国会で、高市早苗総理大臣の誕生がほぼ確定しました。

前日の維新の両院総会で、特に懸念や反対はなく、判断を吉村代表、藤田共同代表に委ねることで決定。ただし、大臣ポスト(閣僚人事)は拒否し、閣外協力(法案等について是々非々ではなく一緒に考えて自民に賛成する)に留める考えです。

「いきなり結婚、ではなく同棲から始めてみよう」というスタンスですね。

各党の決選投票での投票動向予想 10月17日 自維2回目会談後

2025年10月17日夕 自民党と日本維新の会の2回目の政策協議が終了。記者会見では、各政策について個別の同意不同意の発表は避けるとしながらも、小林自民党政調会長、藤田日本維新の会共同代表ともに「大きく進展した」と記者会見で語りました。また、野党3党(立憲民主党・国民民主党・日本維新の会)の統一候補に向けた会合については、維新から2党に向けて一旦区切りをつける(首班指名に向けての協議はやめる)と通知しました。

野党3党の統一候補は白紙に

2025年10月17日現在 日本維新の会は、自民党に対して出した12項目の政策について協議を行っています。維新の吉村代表は「議員定数の削減(10%削減)」については譲れない項目だとしています。これに対して高市総裁は「ゼロ回答はしない」として党内で協議し、同意する旨で調整ができたようです。(18日現在)

また、高市総裁は参政党の神谷代表(衆院3 参院15)とも会談。神谷氏は連立については拒否したが政策は近いとして、首班指名で高市氏の名前を書くことについては党内での協議の上で決める旨で返答。もし参政党が高市氏に投票することが決まれば衆院で過半数を超える。

維新が自民に出した政策12項目の状況(10月20日 最終合意)

10月17日現在、概ね同意または同意の方向で進んでいますが、消費税、議員定数10%削減、企業団体献金の禁止の3項目では同意が得られず、協議が継続されています。維新の吉村代表は、議員定数削減を今年中に実現することを連立の絶対条件としており、高市総裁もゼロ回答はしないとしていますが、今後の動向が注目されます。

また、自民党は維新に対して複数の大臣ポストを用意する考えを示していますが、維新の内部では閣外協力(大臣など閣僚には加わらずに協力する)のほうが良いのではという考えが主流のようです。

政策分野日本維新の会の主な提案内容自民党との合意・不合意
1. 経済・財政政策食料品に対する消費税率を0%に引き下げ。同意
経済対策:ガソリン税暫定税率廃止、電気ガス料金の補助などの物価高対策の補正予算の成立、歳出改革(租税特別措置や補助金の総点検)は完全同意。
食品消費税の2年間ゼロは、協議体を作ってしっかり協議を行っていく。
2. 社会保障政策・OTC類似薬の保険適用除外
・病床削減(11万床)などによる医療費の効率化(4兆円削減)
・後期高齢者医療制度の窓口負担割合の見直し(「原則2割」など)
・上記4兆円を財源とした社会保険料の引き下げ(年金、健康保険、介護保険など)
同意 自公維の3党合意の履行と、協議体で議論を進めることで合意。
3. 家族制度・皇室・憲法改正・選択的夫婦別姓(別氏)制度は旧姓の通称使用で
・憲法9条に自衛隊を明記
・緊急事態条項の創設
合意 憲法9条改定など、基本政策の一致を確認。家族制度については、選択的夫婦別姓ではなく、旧姓の通称使用に法的効力を持たせる案も合意。
4. 外交安全保障・防衛3文書の改定前倒し
・反撃能力を持つ長射程ミサイルの整備・展開 ・防衛装備移転三原則の運用指針の見直し
合意 基本政策の一致を確認。防衛力の強化など。
5. スパイ防止(インテリジェンス政策)・米CIAのようなインテリジェンス機関の創設
・スパイ防止法の制定
合意 具体的な報道は少ないが、情報収集・分析能力の強化で合意
6. エネルギー政策・原子力発電所の早期再稼働 ・次世代革新炉や核融合炉の開発推進合意 基本政策の一致を確認。
7. 食料安全保障・国土政策・食料自給率の向上に向けた「伸ばす農政」への転換
・副首都の設置(首都機能のバックアップ)
合意 道州制の導入や副首都構想(大阪)の推進。
8. 経済安全保障政策・対日外国投資委員会(日本版CFIUS)の創設
外国人・外国資本による土地取得規制の厳格化
合意 
9. 人口政策・外国人政策・出産・保育の無償化など
・外国人比率の上昇抑制や総量規制を含む人口戦略の策定
・外国人政策担当大臣の設置と司令塔機能の強化
合意 満額回答
10. 教育政策・高校授業料の完全無償化(所得制限の撤廃)合意 2025年度予算案で修正合意(段階的な無償化拡大で合意)
11. 統治機構改革・首都機能の一部移転(副首都構想)
・中央集権体制の打破(道州制の導入)
合意
12. 政治改革・企業・団体献金の禁止
・国会議員定数の1割削減
合意
企業団体献金は不合意ながら、お互いの認識を共有し、歩み寄りの姿勢が見られた。高市総裁の任期(2年)で協議体で検討を重ねていくことで合意。労働組合や政治団体の献金や上限設定。事業収入、機関紙収入なども含めて一律に厳しくしていく方向で議論を重ねていく。
議員定数削減は21日開始の臨時国会で決議することで同意

2025年10月16日、 日本維新の会が自民党との政策協議を開始。合意すれば維新票35が高市総裁に投票して高市総理大臣が誕生、維新との連立政権となる可能性が出てきました。少なくとも維新は野党の統一候補(立憲・維新・国民)には投票しないという意思表示ですので、高市総裁が総理大臣に選出される可能性がかなり高まりました。

首班指名選挙(総理大臣選出選挙)の結果は、判明次第、ここに追記します。下記は現時点(2025.10.16)での各党の方針です。

自民党

  • 1回目・決選投票高市早苗総裁に投票します。
  • 状況: 総裁選で新総裁に選ばれた高市氏を擁立し、首相指名を目指します。 

立憲民主党

  • 1回目・決選投票野田佳彦代表を軸に、野党で候補を一本化する方向で協議しています。
  • 状況: 公明党の離脱を機に、政権交代の可能性を探っています。決選投票に進んだ場合、自民党の高市氏との一騎打ちとなる可能性があります。 

日本維新の会

  • 2025年10月16日。自民党の高市総裁と維新の吉村代表・藤田共同代表が会談し、連立を視野に入れた政策会議を開始することで合意。吉村氏は、政策が折り合えば首班指名選挙で高市氏に投票するとしています。
自民党高市総裁との会談を終えての記者会見。
  • 17日。藤田共同代表は維新の両院議員総会を開いて、連立政権樹立に向けた政策会議を開始することについて説明を行い、議員は概ね了承、執行部に任せることを決めました。
自民党との政策協議についての記者会見。維新・自民 代表・政調会長会談終了後に配信
  • 1回目・決選投票藤田文武共同代表に投票する可能性が高いです。
    10月16日追記 :自民党との政策協議で一致した場合、高市早苗氏に投票し、連立入りする可能性があります。
  • 状況: 立憲民主党から野党共闘を呼びかけられていますが、慎重な姿勢です。決選投票でも自党候補に投票するとみられます。 

国民民主党

  • 1回目・決選投票玉木雄一郎代表に投票します。
  • 状況:
    • 2025年10月15日 自民党と維新が連立を視野に入れた政策協議に入り、合意を得れば高市氏に投票するとしたことを受けて、玉木氏は自身のYoutubeチャンネルで「二枚舌」「早く言ってよ」などと発言。しかし、玉木・国民民主支持者が大半であるはずの視聴者コメント欄では、「決断が遅い」「最初から立憲とは組めないと言ってたのに”総理になれるかも”と色気を出すから」「ホップ・ステップ・肉離れ」など、批判的なコメントが多数寄せられています。
    • 2025年10月16日 玉木代表は、公明党との連携強化を発表。過去から共同での法案提出などで協力関係にはありましたが、SNSでは「時勢を読めない」「今発表することじゃないだろう」など失望の声が上がりました。
高市氏と維新の会談について (19:37にスタート位置を合わせています) できればYoutubeでコメントも参照してみてください。
  • 立憲民主党の野田代表は、野党統一候補の選択肢として玉木氏の名前を挙げていますが、国民民主党は慎重な姿勢を崩していません。維新が実質的に抜けた現在、決選投票でも自党候補に投票するとみられます。 

公明党

  • 1回目斉藤鉄夫代表に投票します。
  • 決選投票無効票か斉藤代表に投票する方針です。ただし、野党候補への投票の可能性を否定していないとの報道もあり、態度が流動的です。 

れいわ新選組

  • 1回目・決選投票山本太郎代表に投票する方針です。 

日本保守党

  • 1回目・決選投票: 投票方針は不透明です。共同代表だった河村たかし氏が離党し、新たな会派を結成したため、党内の動向を注視する必要があります。 

10日。公明党が自民党との連立を解消して推理が複雑になってきたぞ

2025年10月10日、公明党の斉藤鉄夫代表は、自民党の高市早苗総裁との会談で連立政権から離脱する方針を伝えました。これにより、1999年以来26年間続いてきた自公連立政権は、事実上の解消となりました。 

連立解消の経緯

  • 政治資金問題への対応の不一致: 公明党は、自民党の裏金問題を受けて、政治資金規正法の抜本的な改正を求めていました。具体的には、企業・団体献金の全面禁止を含む公明党案への賛同を求めていましたが、自民党は応じませんでした。
  • 高市総裁の対応への不満: 高市氏は総裁選で、「政治とカネ」の問題について公明党の要求に十分応える姿勢を示さず、連立交渉でも公明党が納得する回答を得られませんでした。
  • 「いったん白紙」を宣言: 斉藤代表は会談後、記者会見で「自公の連立関係は、いったん白紙」と述べ、連立解消を公表しました。 

連立解消後の状況

  • 不安定な政権運営: 自民党は衆議院で過半数を獲得しているものの、参議院では過半数を割っており、国会での法案審議や政権運営が不安定化する可能性があります。
  • 首相指名選挙への影響: 10月20日にも招集される臨時国会での首相指名選挙で、高市氏が首相に指名されるかどうかが不透明になりました。公明党は高市氏への投票を行わず、斉藤代表に投じると表明しています。
  • 選挙協力の解消: 公明党は自民党との選挙協力も解消する方針を明らかにしました。これにより、次期衆議院選挙では、これまで互いの候補者を推薦し合ってきた選挙区で、両党が独自候補を擁立する可能性が出ています。
  • 野党との連携模索: 公明党は、野党第一党の立憲民主党など、他党との連携を模索する動きを見せています。 

識者の見方

  • この連立解消を「自公政治全体の大破綻」とみる見方もある一方、SNSなどでは「やっとガンがなくなった」「さようなら媚中宗教党」など過激な賛成派も。
  • 26年にわたる連立が解消されたことで、日本の政治は新たな局面を迎えるとの指摘が多く聞かれます。 

高市氏は、今後、野党などとの連携を模索し、政権運営の安定化を図る必要に迫られています。 

総理大臣は、いつ、どんなふうに決まるの?

総理大臣決定までの流れは以下のようになっています。

  1. 内閣総辞職: まず、現内閣が総辞職します。(今回は総裁選が先だったのでまだ)
  2. 総裁選挙: 与党である自民党が総裁選挙を行います。(10月4日 高市氏が選出)
  3. 臨時国会招集: 新しい総理大臣を選ぶため、臨時国会が招集されます。(10月20日以降)
  4. 首班指名選挙: 臨時国会で、衆議院と参議院がそれぞれ首班指名選挙を行います。
  5. 衆議院の優越: もし衆議院と参議院で指名された人物が異なる場合、衆議院の議決が優先されます。
  6. 天皇による任命: 首班指名選挙で選ばれた人物は、天皇によって正式に内閣総理大臣に任命されます。
  7. 組閣: 新しい総理大臣は、閣僚を選び、新内閣を組織します。 

今回の総理大臣選出の状況(2025年10月13日現在)

  • 総裁選: 2025年10月4日、自民党の総裁選で高市早苗氏が新総裁に選出されました。
  • 臨時国会: 新総理を選出するための臨時国会は、10月21日に招集される見通しです。ただし、この日に首班指名選挙が行われるかどうかはまだ未定です。
  • 公明党の連立離脱: 公明党が連立を離脱したことで、自民党は衆参両院で過半数割れとなりました。
  • 首相指名選挙の不確実性: 臨時国会での首班指名選挙は、公明党が野党側に回ることで、高市氏が首相に指名されるかどうかが不透明になっています。
  • 野党の動き: 立憲民主党など野党も、首相指名を一本化する動きを見せており、選挙の結果によっては、高市氏以外の人物が指名される可能性も指摘されています。

内閣総理大臣の指名選挙(首班指名選挙)の流れ

内閣総理大臣の指名(首班指名選挙)の流れは、ちょっとややこしいのですが、今回の選挙をごく簡単にまとめると、衆議院と参議院で過半数をとれないので、(現在、自民党は過半数をとれていない)衆議院と参議院で上位2名による決選投票が行われて、票数の多いほうが総理大臣になります。

ステップ概要
1. 各院での投票衆議院本会議と参議院本会議でそれぞれ、記名投票(候補者の氏名を書いて投票)により行われます。
2. 過半数の決定各院で、有効投票の過半数を得た者が指名された者となります。
 もし最初の投票で誰も過半数を獲得できなかった場合、その院では「決選投票」が行われます。
上位2名による決選投票
投票結果の上位2名(同数で3名以上になる場合もある)に絞り、再度投票を行います。
決選投票の勝利条件
この決選投票では、最多得票を得た者(1位の者)が、その院の指名候補となります。
3. 衆参の意見一致衆議院と参議院の指名が一致すれば、その者が内閣総理大臣に決定します。
4. 衆参の意見不一致衆議院と参議院の指名が異なる場合、両院協議会を開いて意見の調整を図ります。
5. 衆議院の議決が優先両院協議会でも意見が一致しない場合、または協議会を開いてから10日以内に議決に至らない場合は、衆議院の議決を国会の議決とします。
6. 新総理の誕生国会で指名された者が、天皇による「認証」を経て、正式に内閣総理大臣に就任します。

各政党は誰に投票するのか

参議院は、過半数125のうち自民党が112を占めており、もし立憲・国民・維新・公明・共産で統一候補を出したとしても109で、決選投票になっても参政党などの保守政党は野党側には乗るとこは考えられず、自民党(高市氏)が1位になる予想となっているため、衆議院のみで予測します。

手がかりその1: 1回目の選挙では過半数を超える候補はいない

今回の選挙では、上記の1. 各院での投票では、自分が所属する党の党首に投票すると予想されています。

今、自民党を含めたすべての党は過半数を持っていないので、衆議院、参議院とも過半数を超える候補者は現れません。

手がかりその2: 今回は確実に決選投票となる

衆議院で第一党(数の多い)の党首が総理大臣になるのが慣例です。今は、自民党が196の議席を持っているので、普通であれば1回目の選挙で過半数がとれなくても決選投票で自民党党首が総理大臣になる公算が大です。

手がかりその3: 野党が組めば1回目の投票でも過半数を超える

10月17日 維新が自民との連立を見据えた政策協議の進展したとして3党の協議から離脱を通知。野党統一の可能性は無くなりました。

ただ、今回は立憲148、国民27、維新35が組めば210の票を集めることができ、自民党の196を超えて1位になります。さらに公明党24がこれに乗れば過半数の233を超える234となって、決選投票をしなくても過半数となり、衆参の結果が違う人になった場合(たとえば衆議院は玉木氏、参議院は高市氏など)には、さらに両院協議会の決定まで10日(10月30日前後)が費やされることになります。

10月26日からASEAN首脳会議、トランプ大統領の来日予定が27日となっており、ヘタすれば総理が決まらないままこれらの重要な日程を迎えてしまうということにもなってしまいます。

政党・会派衆議院議員数投票候補投票方針・状況
自民党196高市早苗総裁高市氏を首相指名選挙で擁立する。公明党が連立を解消したため、単独では過半数に達しない。
立憲民主党148野田佳彦代表野党統一候補として野田氏を軸に検討を進めている。
日本維新の会35吉村洋文代表立憲民主党との連携には慎重な姿勢。独自の候補を立てる可能性が高い。
国民民主党27玉木雄一郎代表立憲民主党との連携には、政策課題(安全保障、原発など)のクリアを条件としており、現時点では慎重姿勢。
公明党24斉藤鉄夫代表自民党との連立を解消し、自党代表に投じることで、与野党どちらにも組しない姿勢を示しているが、決選投票については野党候補の可能性も。
れいわ新選組9山本太郎代表首相指名選挙では山本太郎代表に投票する方針。山本氏は高市氏推しの発言も。
日本共産党8田村智子委員長2024年11月の首相指名選挙では野田氏に投票した経緯がある。
有志の会7未定議員各自の判断で投票する可能性が高い。
日本保守党1百田尚樹代表共同代表の河村氏が離党したため、投票方針は未定または百田代表に投じる可能性あり。
減税日本1河村たかし日本保守党を離党し、当面無所属で活動する河村氏が代表。自身の政治理念に賛同する議員を募る意向で、独自の判断で投票。
社会民主党1福島みずほ党首首相指名選挙では福島みずほ党首に投票する方針。決選では野党統一候補に。
参政党3神谷宗幣代表神谷氏に投票。決選では高市氏の可能性も。
無所属・その他5各自の判断各議員が自身の判断で投票。
合計465

さあ、推理してみよう。総理大臣は誰になる?

野党政党の議員が高市氏の名前を書く可能性はある?

数を持っている政党として、考え方や政策が自民党に近い(正しくは高市政権を望む)のは、国民民主党27と日本維新の会35が挙げられます。また、もしも「高市危うし」という事態になった場合には、保守系の政党(参政党、日本保守党など)が高市氏に投票する可能性はあります。

現時点では、国民民主は「ガソリン暫定税率の廃止と年収103万円の壁を173万円に引き上げ」の2点の約束を果たさないうちは連立は無いとしていますので可能性は薄い。

維新は「大阪副都心構想・社会保険料引き下げ」などで合意ができれば、高市氏に投票する可能性はあります。

野党の統一候補はどうなる?

マスメディアやSNSで盛り上がっている野党の統一候補と数合わせについて整理しておきましょう。

統一候補については、立憲民主148の安住氏が中心となって、国民民主27、維新35の票を集めて自民党の196を上回る210で政権交代を狙っています。さらに公明党24にも声をかけて野党でまとまることができれば、過半数233を上回る234で一気に政権交代をする可能性も、数の上ではあるということになります。

立憲の安住氏は、野党統一候補として自党の野田代表ではなく、国民民主の玉木氏でもよいと名前を挙げましたが、国民民主の玉木代表は「総理になる覚悟はある」としながらも、原発や安全保障などの政策について、「立憲民主が(立憲の主張を曲げてでも)国民民主に合わせる覚悟があるなら」という条件をつけて、実質的には拒否しています。立憲と国民がまとまる確率は限りなくゼロに近いと思っています。万が一この2党が組んだら国民民主は大多数の支持を失うでしょう。

【映像】国民民主党 榛葉幹事長の会見 2025年10月10日

立憲民主からの誘いについて記者からの質問に答える場面にスタート位置を合わせています。

維新の吉村代表、藤田共同代表は、「立憲と国民がまとまるなら話に乗らないでもない」という態度で、良く言えば様子見、悪く言えば日和見の態度です。維新の立ち位置的には立憲に近いところもありますが、より自民党に近く、自民党と組んで、大阪副首都圏構想や社会保険料の引き下げなどを行うほうが、自分の政策実現には近道だと考えるほうが自然です。

ここまでで、立憲・国民・維新の統一は、限りなく無理・・というのが正しい見方かと思います。

公明党は、1回目の投票は斉藤鉄夫代表の名前を書くと表明しています。決選投票では、斎藤氏は「自民と離れたからといって他の野党党首に入れることは無い」と言っていましたが、「党内で協議の上で決める」と言い、後に「野党統一候補もアリ」という発言をしています。

立憲は、斎藤氏にも声がけをしていて、斎藤氏を野党の統一候補とすることも選択肢と考えていますが、公明が入るとなると、維新が黙っていない(特に大阪では維新と公明は犬猿の仲)ことになるので、どちらかが加わればどちらかが抜けることになると思われます。

ここまでで、万が一立憲148+公明24ができたとしても172で自民党の196には届かず、同数となる24か自民党を超える25をどこかで調達するしかありません。

もともと立憲と組めそうなところとしては左派の共産党8、社民党1、れいわ新選組9がありますが、れいわの山本党首は高市氏が総理になればよいと発言しており、党としては山本氏に入れると言っていますので、共産8と社民1が加わり、公明党が抜けないとしても181で自民党の196には届きません。

あとは有志の会などの無所属が合わせて13あり、これがすべて加わったとすると194となって自民党の196に迫りますが現実的ではなく、加えて、もしそのような動きがあれば、参政党(3)や減税保守(2)日本保守党など保守色の強い政党は高市氏に票を投じる可能性があります。

結論として、統一候補案には国民民主は乗らない、よって維新も乗らない。公明党は微妙ですが共産など左派各党が入ったとしても自民党の数に届かない。

自民党内での造反(高市氏に票を入れない)はありえるか

今まで自民党は196と言ってきましたが、自民党の中での造反はありえるのかということについて、お話したいと思います。

首班指名選挙は、記名投票(自分の名前と候補者の名前を書いて投票する)なので、自民党の議員が高市氏以外に票を投じたり、白票(何も書かないで投票)にした場合には、誰がそうしたのかを特定できます。

自民党が絶対多数を持っていた時には、白票を出す議員もありましたが、特に厳しい処分は下されませんでした。しかし、今回は少数与党という状況。事情が違います。

マスコミが報道するかどうかはわかりませんが、まずSNSでの大炎上は必至です。また、党はその議員に対して、おそらく除名あるいは離党勧告という重い処分を下すと思われます。

自民党から追い出され、公認もない無所属議員となって活動を続けることはできますが、もし、その議員を受け入れる党があったとしても、その党や議員にはSNSを中心にものすごい批判の嵐が吹き荒れることは目に見えていますし、政治生命を絶たれることも覚悟しなければなりません。

その議員の言い分ははさておき、そこまで根性のある政治家がいるんでしょうかね。

まとめ: 高市氏の総理大臣は確定

ということで、高市氏が日本初の女性総理になることは99%程度確定のように思います。

1.立憲と国民は組めない。
2.したがって維新も乗ってこない。
3.公明の動きは読めないがおそらく参加しない。
4.公明が入ったとしても、高市首相を誕生させたくない左派リベラル政党を合わせても自民党の数に足りない

というのが私の結論ですが、みなさんの推理はどうでしょうか。

政治の世界は何が起こるか最後までわかりませんので、立憲と国民が組み、維新も乗って公明も乗って一気に玉木首相、野田首相、斎藤首相で政権交代という筋書きも絶対に無いとは言い切れません。

また、石破首相が最後っ屁で解散総選挙を行うというような話も噂レベルであり、また、高市氏が首相になった場合の解散がいつ行われるか、その場合、自民が過半数を回復することができるのか、勢いのある参政党や日本保守党などの保守政党がどれくらい議席を伸ばすか、立憲、国民、維新、共産、社民といったオールド政党が支持の低下に歯止めをかけられるのか、など首班指名が終わったあとも興味は尽きません。

首班指名選挙は、現在10月21日と予測されています。さあどうなるどうなる。

映像で見る首班指名選挙

2025年10月15日 幹事長が相次いで会談

自民党:
高市総裁が両院議員総会につづく懇談会で公明との連立離脱についておわび。
鈴木自民党幹事長と榛葉国民民主幹事長が会談。鈴木氏からは政策の近い国民への協力を打診。榛葉氏は年収の壁引き上げとガソリン暫定税率廃止について「約束を守り、年内の実現をはかるよう要請」

立憲民主:与党も野党も数合わせしている。この世界ではあたり前。

公明 西田幹事長と国民民主 榛葉幹事長が会談
103万の壁の引き上げとガソリン暫定税率廃止について、昨年12月の約束は生きている。軽油も合わせて年内の実施を目指すことで合意。政治と金の問題についても、引き続き自民党へ要求していくことで合意。

立憲 安住幹事長、維新 中司幹事長、国民 榛葉幹事長の3党幹事長が会談
維新:「数合わせだけではダメ。政策一致が必要」
国民:「維新に同意。理念・政策が一致しないと国がもたない。衆議院は自民を上回っても参議院は自民党が筆頭となりねじれ国会となって政策が進まない。枠組みの議論が必要」

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