外国人犯罪は減っているって本当?
最近、外国人犯罪の数は減っていると言われています。実際に法務省のデータなどを見てみると、外国人による犯罪件数は2010年代のピークから減少傾向にあります。
これは、外国人が増えているのに犯罪は減っているという、ちょっと意外な事実なんです。
コロナ禍で外国人が減少したから、とか、警察ががんばって治安のレベルがあがったから、とか、外国人が事件を起こしても不起訴処分になる率が高い、とかまぁいろいろ言われていますが、たとえば殺人などの凶悪犯罪の率についても、再犯確率(一回刑務所に入って、出てきてまた犯罪をおかす人の率)にしても日本人と外国人で、そう差は無いとのデータも出ています。
ただ、数字だけで「問題はもうない」と言い切っていいのか?というのが今回のテーマです。
【2025年8月追記】
という雰囲気で語っていたんですが、警察庁が発表した『令和6年における組織犯罪の情勢』によると、令和5年(2023年)から2年連続で、検挙件数、検挙人数ともに増加してるという事実が発覚しました。
なんか肌感覚と合っているように思いませんか? まぁ、むしろ検挙されていない事案、たとえば公共の場所での迷惑行為、たむろ、ゴミのポイ捨て、声かけなど、日本の文化やマナーを守らない人が明らかに増えているのを不安に思う人のほうが多いんじゃないかという気はします。
令和6年中の検挙状況の概要
⑴ 総検挙状況
来日外国人犯罪の総検挙状況をみると、総検挙件数・人員共に平成 24 年から令和2年にかけてお
おむね横ばいで推移し、令和3年から2年連続で減少していたが、令和5年から2年連続で増加した警察庁 令和6年における組織犯罪の情勢(PDF 下のグラフはP58以降。国別もあり)
外国人犯罪の検挙件数の推移

外国人犯罪の検挙人数の推移

え?! 住民の4人に1人が外国人ってところもあるの?
まずは、市区町村で外国人の比率が高いところを抜き出して、住民と外国人のまさつや問題がないかどうかを見てみましょう。
北海道の占冠村(しむかっぷむら)では、なんと村民約1,500人の約1/3、500人あまりがベトナム、インドネシア、フィリピンなどからの農業実習生。つまり住民の3人に1人は外国人ってことになります。
占冠村では、外国人住民の受け入れに際して、住民との交流や文化理解を深めるためのイベントや活動を行うことで、地域社会の多文化共生が進み、外国人住民と日本人住民との相互理解が深まっているということです。
一方、埼玉県の川口市や蕨市(わらび市)などは、違法滞在の状態になっているクルド人が独自のコミュニティ(クルド人の集まり)を作って、住民が不安がつのってきているとして特に問題視されています。
下の表を見てみると、たとえば蕨市の外国人9,500人の中で、一番多いのは中国人。クルド人は違法滞在も含めて2,000人くらいと言われていて、住民全体が7万5千人くらいなので2.7%。つまり住民100人のうち2~3人がクルド人ということで、占冠村の4人に1人と比べたら比率的にはむちゃくちゃ少ないんですね。
でも「占冠村のベトナム人問題」なんて聞いたことがないし、「蕨市の中国人問題」なんてのも聞かない。
日本に古くからある外国人コミュニティでは、東京の大久保あたりや大阪の生野区なんかでは、昔から韓国朝鮮の人がコミュニティを作って、韓国の食事ができたりコスメを買えたりするコリアンタウンがあり、日本人も買い物などに行く人気のエリアになっています。横浜の中華街とかも同じですよね。近隣との問題がないわけじゃないんだろうけど、これらの人たちは日本の文化に溶け込んで、うまく『共生』してるんじゃないかと思うんです。
じゃあなんでクルド人だけがこんなに問題視されてるのか。以前にも書いたけど、日本の文化に溶け込もうとせず、金儲けのために難民を装って来日して好き勝手やってるから。としか言いようがないんですよね。これってヘイトになるのかなぁ。
・クルド人の人たちは難民ではなく出稼ぎ目的で日本にきている。
出入国在留管理庁の調査資料(PDF)
資料1 資料2 資料3 資料4 資料5 資料6 資料7
・難民申請を繰り返すことでずっと日本にいられる。(仮放免で拘束もなく日本で生活できる)今、日本にいるクルド人は難民申請が認められた1名を除いてすべて(2千人以上)が仮放免中の人。
・で、仕事をする(これ違法。仮放免の人は仕事はしちゃいけない。税金とかも収めないので日本人より安く請け負える)
・クルド人たちが仲間を呼ぶ。クルド人増える。
・クルド人だけのコミュニティを作って、自分たちの文化や価値観で生活する(これ多くの住民にとって迷惑なことも多い。集団でコンビニでたむろする。。土葬用墓地を作れとか言い出す。など)
クルド人全部が全部ってわけじゃないって思いたいのだけれど、ねぇ。
外国人の人口比率が高い市区町村
| 地域 | 外国人比率 | 主な国籍 |
|---|---|---|
| 北海道占冠村(しむかっぷむら) | 総人口:約1,500人 外国人の人数:約500人 外国人比率:約30% | ベトナム:約400人(約80.2%) その他:約74人(約19.8%) |
| 群馬県大泉町 | 総人口:約41,000人 外国人の人数:約8,200人 外国人比率:約20.0% | ブラジル:約5千人(61%) ペルー:約1,200人(15%) ベトナム:約1,000人(12%) その他:約1,000人(12%) |
| 大阪市生野区 | 総人口:約16万人 外国人の人数:約3万人 外国人比率:約18.8% | ブラジル:約1万2千人(40%) 韓国・朝鮮:約8千人(27%) 中国:約5千人(17%) フィリピン:約2千人(7%) |
| 長野県川上村 | 総人口 約2,800人 外国人の人数 約500人 外国人比率 約18.0% | ベトナム 約400人(約80%) 中国など 約100人(約20%) |
| 東京都港区 | 総人口 約26万人 外国人の人数 約2万4千人 外国人比率 約9.2% | 中国:約1万2千人(30%) アメリカ:約6千人(15%) イギリス:約4千人(10%) 韓国:約3千人(7.5%) |
| 東京都新宿区 | 総人口 約35万3千人 外国人の人数 約4万8千人 外国人比率 約13.6% | 中国 約18,374人(約38.2%) 韓国 約9千人(約18.7%) ネパール 約4千5百人(約9.2%) ミャンマー 約3千人(約6.1%) ベトナム 約2.7千人(約5.6%) |
| 東京都荒川区 | 総人口 約21万7千人 外国人の人数 約2万人 外国人比率 約8.8% | 中国 約7,928人(約35%) 韓国 約4,474人(約20%) ベトナム 約1,556人(約7%) ネパール 約1,398人(約6%) ミャンマー 約842人(約4%) その他 約3,325人(約15%) |
| 埼玉県蕨市 | 総人口 約75,300人 外国人の人数 約9,500人(適法7,571人にクルド人約2,000人を加えた推定値) 外国人比率 約12.6% | 中国:約4,917人(約51.7%) ネパール:約1,398人(約14.7%) ベトナム:約1,056人(約11.1%) トルコ(主にクルド人):約2千人以上(約21.1%) |
| 東京都豊島区 | 総人口:約298,000人 外国人住民数:約31,300人 外国人比率:約10.5% | 中国:約1万人(約32%) ベトナム:約7千人(約22%) ネパール:約3千人(約10%) 韓国:約2千人(約6.5%) フィリピン:約1,200人(約4%) |
| 埼玉県川口市 | 総人口:約607,447人 外国人住民数:約48,161人 外国人比率:約7.93% | 中国:約2万6千人(約53%) ベトナム:約6千人(約13%) フィリピン:約3千人(約6%) 韓国:約2,660人(約5.5%) ネパール:約2,081人(約4.3%) トルコ(クルド人):推定約1,513人(約3.1%) インドネシア:約1,108人(約2.3%) その他の国籍:約7,978人(約16.6%) |
| 東京都北区 | 総人口:約358,516人 外国人住民数:約30,000人(初めて3万人を超えました) 外国人比率:約8.3% | 中国:約1万3千人(約41%) ネパール:約1,286人(約4.3%) ミャンマー:約1,015人(約3.4%) ベトナム:約1,000人(約3.3%) フィリピン:約900人(約3.0%) その他の国籍:約13,500人(約45.1%) |
地域で起きている外国人との共生。生の声を聞いてみよう。
では、実際に外国人が多く暮らしている地域の住民の声を見てみましょう。
新宿のコンビニ前が外国人の宴会場に。
これは住民トラブルということではなく、外国人観光客がこんなことをしているということなんだけど、ホントにこれが日本のコンビニ前の風景なのか、なんとかならないのかと思いませんか? いつから日本はこんなのになっちゃったんだろう。
ここでは、外国人のグループが夜遅くまでお酒を飲みながら話し込んでいます。その結果、ゴミが路上に散乱して、足の踏み場もない状況になってしまっています。
近所の人は「騒がしくて眠れないし、ゴミの臭いもひどい」と不満を感じています。子どもを持つ家庭では「夜遅くの騒音で外に出るのが怖い」といった声もあります。
北海道占冠村の共生
占冠村では、人口約1,500人のうち約500人が外国人で、3人に1人という高い割合です。
当初は「外国の方が増えて、助かる一方で、村らしさが変わっちゃうんじゃないか…」と村の文化や暮らしのリズムが変わることに少し不安を感じる人もいましたが、地元の若者は「安心が軸の共生」という考えに共感し、中学生の考えるイベントでは、生徒たちが「人口減少」や「自然との共存」について話し合い、将来を守るためにどう変わるべきか真剣に考えていました
外国人住民も地域参加を望んでいる
村役場の議員さんからは「地域の声を大事にして、安心できる村でありたい」というメッセージがあり、この姿勢は外国人住民にも届いているとのことです。
トマムでは「アイスヴィレッジ」のような冬のイベントが人気で、外国人観光客も多く訪れます
。それを支える外国人働き手たちとの自然な接点も少しずつ生まれており、外国人観光客との交流も増えて、短い交流だけど温かい関係も生まれているとのことです。
長野県川上村の文化の違い
川上村では、人口の約30%が外国人で、特に技能実習生が多く暮らしています。国籍は中国、ベトナムが中心です。
生活習慣の違いから、日常の小さなことでもトラブルになりやすいといいます。村役場は説明会などを開いてルールを伝えていますが、理解はまだ十分ではありません。住民は「もっと交流が必要」と感じています。
大阪市生野区の外国人率の高さと地域の様子

生野区の外国人比率は約20%と大阪市内でも特に高く、主にブラジル、韓国・朝鮮、中国、ベトナムの方が多く暮らしています。コリアンタウンは、食料品やコスメ、雑貨などあらゆる店が並ぶ繁華街となっています。地域には外国語で書かれた看板や店舗が多く、国際色豊かな雰囲気です。
比較的住民とも共生ができている地域ですが、住民の中には「夜遅くまでの騒音やゴミの散乱が怖い」といった声もあり、生活の不便さを感じている声もあります。
埼玉県川口市と蕨市
川口市の外国人比率は約7%で、中国、トルコ(クルド人)、ベトナム、フィリピンの方が多いです。
ここでは、外国人(特にクルド人)と日本人の間で言葉の壁や生活習慣の違いによる小さなトラブルがたえません。住民からは「話そうとしても怖い顔をされることがある」といった声も聞かれます。歩道や道路でのちょっとした衝突もあり、近隣住民の不安につながっています。
これは犯罪ではないですが、暮らしの安心感を下げる要因です。
蕨市は外国人の割合が約10%で、主に、中国、トルコ(クルド人)、ベトナム、フィリピンの方が多く住んでいます。
ここでも言葉の壁やマナーの違いから、夜遅くの騒音やゴミの問題で近隣住民が困っています。
ある住民は「夜遅くまで騒がれると怖いし、子どもを外に出しづらい」と話しています。
市は日本語教室や生活ルールの説明会を開いていますが、まだ課題が多い状態です。
群馬県大泉町
大泉町の外国人比率は約10%で、主にブラジル、ペルー、フィリピン出身の人が多くいます。
比較的共生が進んでいる印象ですが、ゴミの分別や出し方などで問題が起きており、町内の代表者は「決められた日に決められた場所にゴミが出されず、路上に散らばって足の踏み場もなくなることがある」と話しています。
住民からは「子どもがゴミの中で遊ぶのが心配」といった不安も寄せられています。
大阪市西淀川区
西淀川区の外国人比率は約8%で、主にイスラム系、中国、フィリピン、韓国からの人が多いです。常に交流イベントが行われており、理解を深める努力もあります。
一方で、地域の商店主は「言葉が通じず、接客に困ることがある」と話し、住民からは「何を考えているのかわからず不安だ」という声も聞かれますが、比較的共生がうまく進んでいる地域だと言えます。
まとめ:数字だけじゃわからない、地域のリアルな問題
こうして見ると、外国人犯罪は減っているけど、外国人が増加していることで生活の中でのトラブルや不安は増えて行ってるという印象ですね。
ゴミが散らかるとか、夜遅くまでの騒音、言葉が通じないことからくる誤解や怖さ。
これらは数字には表れないけど、地域の暮らしに大きな影響を与えています。
「外国人が増えているけど、犯罪は減っているから問題ない」という話は、一面の真実だけど、地域の人たちが感じている不安や困りごとをちゃんと見ることも大切なんじゃないかな。
もし今のままだと不安が解消できないとしたら、どうしたらお互いがもっと安心して暮らせるようになるのか。これからの社会で考えていくべきことは、ただ数字を見て判断するだけじゃなく、実際に暮らす人の声を聞くことじゃないかな。


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