外国人によるシカへの暴行・虐待がSNSで広まる
高市早苗氏を貶める報道にSNSが大炎上・・・2025年9月30日追記
9月22日に開かれた自民党総裁選の所見発表演説会で、高市早苗前経済安保担当大臣自民党が下記の発言をしました。
「皆様こんにちは。高市早苗、“奈良の女”です。大和の国で育ちました。奈良の女としては、奈良公園に1460頭以上住んでいる鹿のことを気にかけずにはいられません」 「そんな奈良の鹿をですよ。足で蹴り上げるとんでもない人がいます。殴って怖がらせる人がいます。外国から観光に来て、日本人が大切にしているものをわざと痛めつけようとする人がいるんだとすれば、何かが行き過ぎている」
この発言について、日テレの「NewsEvery」や東京新聞をはじめオールドメディアでは、「鹿への暴力は無かった」「あったとしても外国人とは特定できていない」とする報道を行いました。これに対してSNSが大炎上。実際、YoutubeやXなどでも鹿を蹴ったり叩いたりする動画が多くあり、偏向報道ならぬ虚偽報道だという記事やコメントであふれました。
【それって本当?】“シカ暴行は外国人観光客”高市氏の発言で波紋 現地へ 日本テレビNewsEvery
特に日テレの「NewsEvery」で「鹿への暴力は見たことがない」と証言したガイド歴10年の女性について、”よくテレビで見る人”、”よくインタビューを受けてる人”、”岸田元総理に関係?”などさまざまな憶測が流れるなど物議をかもしだしています。
※現在はニュース動画などからもインタビュー場面は削除されています。余計に怪しいんですが・・・
テレビで奈良の鹿「乱暴な外国人観光客みたことない」ネット「同一人物ヤラセだろ!」
外国人観光客によるシカへの暴行や虐待が、大きな問題として議論されている
近年、外国人観光客の増加に伴い、シカに対する扱いをめぐる問題が深刻になっています。特に、一部の外国人観光客によるシカへの暴行や虐待が、大きな問題として議論されています。
インターネットやSNS上では、蹴ったり叩いたり、シカの角を掴んで無理やり写真を撮ろうとするような動画が拡散されたことで、多くの人々に衝撃を与えました。
また、奈良の鹿には「鹿せんべい」以外の食べ物を与えてはいけない(鹿の健康維持のため)と決められているのですが、手持ちのパンやスナック菓子などを与える外国人や、ポイ捨てされたゴミを鹿が食べて病気になったり死亡したりする事故も起こっています。
こうした問題を受け、地元の保護団体である『奈良の鹿愛護会』には、「シカが暴力を受けている」「かわいそうだ」といった声が多数寄せられています。愛護会は、シカとの正しい接し方を呼びかけるため、多言語での看板設置やパトロールを強化していますが、すべての観光客にルールを徹底させるのは難しいのが現状です。
奈良公園は「神の使い」である鹿と触れあえる貴重な場所です。
奈良公園には、およそ1200頭ものシカが暮らしています。観光客は、「シカせんべい」という特別な餌をあげることができ、シカと触れ合う体験は奈良の大きな魅力の一つになっています。
奈良のシカは、ただの野生動物ではありません。春日大社の神様が白い鹿に乗ってやってきたという伝説から、「神の使い」として古くから大切にされてきました。
春日大社には、主祭神として武甕槌命(たけみかづちのみこと)という神様が祀られています。伝説によると、この武甕槌命が茨城県の鹿島から白い鹿に乗って奈良の御蓋山(みかさやま)にやってきたとされています。このため、奈良のシカは神様の乗り物であり、神聖な存在として保護されてきたのです。
鹿を殺すと石子詰(いしこづめ)という極刑になった
江戸時代まで、奈良の鹿を殺めた者には「石子詰(いしこづめ)」という非常に厳しい刑罰が科されていました。石子詰とは、鹿を殺した者を生き埋めにするという処刑方法です。この刑罰の背景には、鹿が神聖な存在であるという強い信仰があったのです。
奈良公園の飛火野(とびひの)には、この石子詰の刑に処された少年を祀る「鹿の仔殺しの碑」があります。この碑にまつわる話は、江戸時代の中期に起こった悲しい実話です。
当時、貧しい少年が、飢えに苦しむ病気の母親のために、山で鹿を殺してしまいました。彼は親を思う一心でしたが、この行為は許されず、石子詰に処されました。この碑は、神聖な鹿を殺すことの重さを後世に伝えるとともに、貧しさゆえの悲劇を忘れないようにとの願いを込めて建てられたとされています。
へずまりゅう氏のパトロールと訴え
元迷惑系YouTuberのへずまりゅう氏は、この問題に危機感を抱き、2025年7月の奈良市議会議員選挙に立候補しました。彼は、奈良公園のシカを外国人観光客のトラブルから守ることを公約に掲げ、選挙前から1年以上にわたり、ほぼ毎日奈良公園をパトロールする活動を続けてきました。
彼の主な主張は以下の通りです。
- シカに暴行を加える外国人観光客を取り締まるべき
- シカせんべい以外の餌やりをやめさせるべき
- 奈良の伝統と景観を守るために、シカの保護を徹底すべき
へずまりゅう氏のパトロール活動は、多くのメディアで取り上げられ、この問題が広く知られるきっかけの一つとなりました。映像を見ると、かなり過激ですがこれくらい怒る人がいてもよいのかなと思います。
へずまりゅう氏の過去の言動についてはここでは触れませんが、悪いことをしてきたのは確かです。彼自身、自分の過去の言動を深く反省していると言っていますが、許さないと言っている人もいます。
しかし、1年以上毎日のように公園をパトロールし、ごみ拾いやトイレ掃除をしている姿を見ている人たちの中には、へずま氏を「更生した」と評価、あるいはヒーローのように称賛する人も出てきました。また、幾人かのインフルエンサーYoutuberもへずま氏に習って奈良公園をパトロールする動画を配信するなど、奈良の鹿を守る新しいやりかたが広まってきているようにも感じます。
2025年7月の奈良市議会議員選挙では全体で3位となる8320票を獲得して当選しました。「得票の半数は鹿が投票したもの」といわれているそうです。さすが神の使い。投票くらいは簡単にできちゃうんですね。
また、真偽不明の情報ながら、中国のSNSで、「へずま当選は中国人排除の象徴」と騒がれて日本旅行をボイコットする運動が起こっているといいます。これに対してへずま氏は、「日本がイヤなら来なくていい。国民の安全のほうが大事」と返しています。実際に中国人が奈良へ訪れる数は激減しているようです。






政治家たちはこの問題にどう向き合っている?
次に、各政党が奈良のシカの問題に対して、どのような政策を掲げているか見ていきましょう。
- 自由民主党(自民党:保守、中道右派 左傾傾向)
- 奈良のシカは地域の宝であり、その保護は重要であるという認識です。観光客のマナー向上や、シカの生態系保全に向けた取り組みを支援する方針です。外国人観光客が増える中で、文化や習慣の違いを理解してもらうための啓発活動にも力を入れています。
- 立憲民主党(革新、中道左派、リベラル)
- シカと人との共存を目指し、動物福祉の観点から問題に取り組む姿勢です。観光客とのトラブルを減らすために、多言語での注意喚起を強化することや、シカが安心して暮らせる環境を整えるための対策を求めています。
- 日本維新の会(保守、右派、リベラル)
- 奈良の観光振興を重視しつつ、シカの保護を両立させるべきだと考えています。観光客による問題行為を厳しく取り締まるための法的な枠組みの検討や、被害を受けたシカを保護するための体制強化を主張しています。
- 公明党(中道、保守)
- 市民の声を行政に届け、具体的な対策を求める姿勢です。シカがゴミを誤食する問題や、観光客とのトラブルに対して、自治体と協力しながら、効果的な対策を講じることを重視しています。
- 国民民主党(中道、保守、リベラル)
- 奈良のシカをめぐる問題は、観光振興と環境保護のバランスが重要だと認識しています。観光客にマナーを呼びかけるだけでなく、シカの生態系を科学的に管理することの重要性を指摘し、双方にとってより良い解決策を模索するべきだと考えています。
- 日本共産党(革新、左派)
- 動物保護の観点から、シカが安全に暮らせる環境を第一に考えるべきだと主張しています。観光客による問題行為に対して、安易な解決策ではなく、根本的な原因に目を向け、人々の意識を変えていくような啓発活動を強く求めています。
- 参政党(保守、右派)
- 日本の伝統や文化を守ることを重視しています。シカは奈良のシンボルであり、その尊厳が損なわれるような行為は容認できないという立場です。外国人観光客のマナー向上に向け、日本の文化を伝えるための教育や情報発信を強化すべきだと主張しています。
- れいわ新選組(革新、左派)
- 動物の命を大切にする観点から、シカの保護を訴えています。観光客による問題行為を許さず、シカが安全に暮らせるための環境を整えるべきだと主張しています。
- 日本保守党(保守、右派)
- 日本の文化財である奈良のシカを守ることを最優先に掲げています。外国人観光客による問題行為に対しては、厳格な対応を求め、必要に応じて罰則を設けることも視野に入れるべきだという立場です。
まとめ
奈良のシカの問題は、単に一部の観光客がマナーを守らない、というだけではありません。シカが国の天然記念物であり、神聖な存在として扱われてきた日本の文化と、海外から来る人々の文化との間に生まれた摩擦とも言えます。
この問題の解決には、政治が観光振興とシカの保護をどう両立させるか、また、私たち一人ひとりが日本の文化や動物とどう向き合うべきか、深く考える必要があります。


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